2月3日は節分☆玄米ごはんで恵方巻き

 

みなさんおはようございます。 管理栄養士の下山です。

 

早いもので年があけてもうすぐ1ヶ月、あと少しで2月がやってきます。2月3日は節分の日👹。豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりして過ごす方も多いのではないでしょうか。今年の恵方は「北北西」だそうです⭐️

 

今回は節分の由来について簡単にお伝えしながら、糖尿病をお持ちの方でも安心な糖質控えめの恵方巻きレシピもご紹介していきます。

 

節分

節分とは、「鬼を追い払って新年を迎える、立春の前日の行事」のこと。立春の前日ですが、立春の日付は年により異なるため2月3日とは限りません。「みんなが健康で幸せに過ごせますように」という意味をこめて、悪いものを追い出す日です。

 

ちなみに鬼を追い払う行事は、「おにやらい」(追儺)という宮廷の儀式がもとになっており、身分の高い貴族が桃の弓、葦の矢を持ち、鬼に扮した家来たちを追いかけて逃走させる、というものだったそうです。

 

節分の食べ物とその由来

節分で豆が使われるようになった由来は、豆には魔除けの力が備わっているといわれており、「魔目(まめ・豆)」を鬼の目にぶつけることで鬼を滅し邪気を払い無病息災を願ったとされています。

 

豆を食べるのは、昔は穀物(豆、米、小麦など)には霊力や生命力が宿るとされており、そのエネルギーを取り込むことで健康を願うという意味が込められているのだそうです。

 

恵方巻き

スーパーやコンビニでも予約受付があるほど節分の行事食として定着している恵方巻き。節分にその年の良い方角とされる恵方を向いて食べる巻き寿司のことであり、「福を巻き込む」という意味を込めた巻き寿司のため、七福神にあやかり7種(定番はかんぴょう、しいたけ煮、伊達巻、うなぎ、桜でんぶ、えび、きゅうり)の具が入った太巻きが望ましいとされているそうです。しかしながら最近では具材の数や内容も海鮮系からお肉類系などバラエティー豊かになっているのでお好みの具材を選んで作ったり、買って食べたりするのも楽しいですよね。

 

恵方巻きは福を巻き込み、1年の幸せや願いが叶うように食べるため、縁が切れたり、福が途切れたりしないよう、包丁で切らず丸ごと食べるといいとされています。

 

いわし

柊の枝にいわしの頭を刺した「柊鰯(ひいらぎいわし)」。柊は悪霊を寄せ付けないとされています。いわしは、焼いたときの臭いで鬼を遠ざけるとも、または臭いで鬼をおびき寄せて柊で刺すためとも言われています。西日本では「やいかがし(焼嗅がし)」とも呼びます。

 

糖質控えめ☆恵方巻きレシピ

 

【栄養価(1人前)】

エネルギー 453kcal/たんぱく質 23.0g/脂質 14.7g/炭水化物 56.5g/食物繊維 4.0g/食塩相当量 1.7g

 

【材料(1本分)】

・ご飯 150g

・きゅうり 1/4本

・しそ 2枚

・かいわれ大根 10g 

・かにかま 2本

・サーモン 30g

・マグロ 30g

・卵  1/2個

・醤油 少々

・ラカントS 少々

・サラダ油 5g

・のり 1枚

A

・酢 大さじ1

・ラカントS 小さじ1

・塩 1.5g

 

【作り方】調理時間:20分⏰

①あたたかいごはんにAを混ぜて酢飯を作る。

②卵を溶き、醤油、ラカントで味付けし卵焼きを作る。

③きゅうりやサーモン、マグロなどカットが必要な具材をカットする。

④巻き簾の上にのりを置く(巻き簾がない場合はラップでも代用可)のりは光沢のある方を下にする。

⑤のりの上部は2㎝程、下部は5mm程空けて、酢飯を置き、酢飯をしゃもじでまんべんなく広げる。

⑥酢飯の中央より少し下に具材を並べる。

⑦手前にあるのりを巻き簾ごと持ち上げ、しっかりと巻いていく。ゆっくり巻くと具材が崩れてくるので一気に巻くのがコツ。

⑧5分ほど置き、形を安定させたら完成。

 

【ポイント】

お米 精白米よりも血糖値が上がりにくい玄米を使用しました。玄米が苦手な方は代わりに「麦飯」にするのもgood♪

 

甘味料 血糖値の上昇に配慮し、天然素材由来でカロリー0の「ラカントS」を使用しました。

 

具材 今回はできるだけ調理不要でそのまま使える具材で作ってみました。手間が減ると自分で作ることへのハードルがぐっと下がりますよね♪

 

まとめ

コロナ禍で様々な季節の行事やイベントの中止、外出自粛が多くなることで、必然的に「おうち時間」が多くなっているかと思います。

 

こんなときだからこそ、ご自宅でも楽しめる行事食を作ったり、食べたりして楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

恵方巻きで運気を上げて頑張っていきましょう!!

 

 

(愛犬を節分仕様にしてみました👹)

 

2022年1月28日 7:05

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