糖尿病・ED・男性更年期  

あけましておめでとうございます。最近の青森市、この時期に珍しく雪が少なくて過ごしやすいです。

2023年、今年もよろしくお願いします。

今日は最近相談が多いEDと男性更年期の話です。

 

糖尿病とED

 

糖尿病とED(erectile dysfunction:勃起機能低下)は関連性が高いです。糖尿病を持つ人はそうでない人に比べてEDリスクは2倍ほど高いと言われています。糖尿病神経障害や動脈硬化によってEDを引き起こします。(EDの原因は、他に心因性や薬剤性もあります)

 

糖尿病や高血圧、脂質異常症、タバコ、肥満、ストレス、加齢などで動脈硬化が進みます。動脈硬化の影響は細い血管(陰茎動脈など)から現れると言われており、EDがある方は太い血管の動脈硬化(狭心症や脳梗塞など)に注意が必要です。EDかな?と思ったら医師に教えてください。心電図や頸動脈エコー、ABI(血管年齢測定:当院でできます)、冠動脈CT・頭部MRI(他院へ紹介)等で精査します。治療は血糖コントロール、他のリスク因子の管理(血圧の適正化や禁煙など)が重要になります。

ED治療薬(PDE5阻害薬: シアリス®︎)の取り扱いもあります(※保険適応なく自費診療です. 1600円/1錠)。

 

男性の更年期障害

 

テレビなどで取り上げられることが増えたせいか、受診される方が多いです。

 

男性の更年期障害は、「LOH症候群」(late-onset hypogonadism、加齢男性性腺機能低下症候群 )ともいわれ、男性ホルモンであるテストステロンの低下が大きく影響しています。また、糖尿病や動脈硬化、高血圧などでも男性更年期障害と類似した症状があらわれることがあります。

 

症状は、筋力低下やめまい、火照り、疲れやすさ、不眠、イライラ、性欲の低下など人によって様々です。

 

検査は、まず質問紙(AMSスコア)テストステロンの測定を行います。AMSスコア27点以上は軽度の異常、37点以上は医療機関の受診が必要な中等度以上の異常が疑われます。テストステロンが300ng/dl未満なら性腺機能低下症と判断します。ゴナドトロピン(LH、FISH)、プロラクチン、成長ホルモン(GH)、インスリン様成長因子(IGF-1)など他のホルモン値の測定を行う場合もあります。

 

治療は保存療法であれば漢方薬など、テストステロン値によっては男性ホルモン補充治療を行います(泌尿器科へ紹介します)。

 

日本泌尿器科学会/日本Men’s Health医学会 「LOH症候群診療ガイドライン」

https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/30_loh_syndrome.pdf

 

 

 

      

(昨日, ラーメン【くめちゃん:青森市浪館前田】の差し入れを頂きました)

診療後、すずらん調剤の薬剤師先生とおいしく頂き、その後3km歩きました。

       

 

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2023年1月19日 11:00

⦅ かきざき糖尿病内科クリニック ⦆ 

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